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ミャンマー視察レポート(前編)

当NPO法人では平成28年9月4日(日)~8日(水)の3泊5日にて、『アジア最後の経済フロンティア』との呼び声も高いミャンマーにおける自動車産業と関係する工業大学や、職業訓練校の表敬訪問を含めた産業視察ツアーを企画し、視察して参りました。

参加された郷古副理事長よりレポートをご報告申し上げます。

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ミャンマー自動車産業視察レポート2016年9月

 かつては社会主義体制により長年鎖国状態であった人口、約5千万人のミャンマー(首都、ネーピードー)は、アウン・サン・スー・チー氏を筆頭とする2011年の文民政権成立後、経済開放・自由化や外国企業の投資拡大によりアジアのラスト・フロンティアとして脚光を浴び、高級ホテルやオフィスビルが建設され、現在も高成長を続けています。
 この様な中で、今回はミャンマーの自動車産業を研究するためにミャンマー最大の都市であるヤンゴンを訪れました。
 多民族国家であるミャンマーは、多数派のビルマ族(約60%)をはじめ8つの部族が暮らし、135の民族が存在するとされており、そして他の東南アジア同様に中国系の人々や英国の植民地時代に住み着いたインド系の人々も多く暮らしています。
 ゆえに、ミャンマーの料理はたいへん多彩で東南アジア定番の香草を使った料理や中華料理、インド料理が楽しめ、最近は寿司やラーメンなど高価ですが日本料理も楽しむことができるようになりました。
 この経済自由化を受けて、スマートフォン普及の急拡大と共にミャンマー国民の消費拡大を象徴するのがヤンゴン市内を走る日本から輸出された中古車です。
 この日本からミャンマーへの中古車輸出は2014 年に16万台と急増し、ロシアやアラブ首長国連邦を抜いて最大の中古車輸出先となり、ミャンマーの保有台数は80万台に近づいており、従ってヤンゴン市内は交通渋滞が深刻化しています。

≪9月4日≫
夕方空港到着、視察団一同は雨季の豪雨の中、
宿泊先となるヤンゴン中心地のTaw Win Garden Hotelへ到着。↓

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停電が頻繁なヤンゴンですが、Taw Win Garden Hotelは電気・水周りの心配もなく、食事も美味しく、国際会議開催も可能な400人収容の会議室もあります。
ロビーにはビルマの竪琴も飾られているのが印象的でした。↓

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ホテルは繁華街に位置しておりクルマ・人の往来も多く、現地通貨には硬貨が無く、普及する1,000ミャンマーチャット紙幣(約100円)での買物にはなんと札束が必要。↓

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ホテル下のデパートでは日本の化粧品が販売されていました。
現地の平均月給が1万円(最低賃金、330円/日)のミャンマーでは、デパートでの買物客はとても少ない事が印象的でした。↓

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ヤンゴン市内でよく見かける露天商、ベトナムのフォーのような麺類が主に売られています。↓

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路上では見かける人々は、日焼け止めとしての効果が高いとのことで、皆、天然の化粧品、「タナカ」で頬を白く化粧されていました。↓

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高級デパートで働く店員さんにも「タナカ」は欠かせないとのことです。↓

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ヤンゴンは連日渋滞、ほぼ中古日本車の市場です。
(日本からミャンマーへの中古車、16万台以上/年)↓

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ヤンゴン市内の乗り合いバスは、左ハンドル車。
ヤンゴン市内の乗用車は左ハンドル車と右ハンドル車が混在。
20年以上の自動車をスクラップにする条例、スクラップ・ポリシーの効果か、全般的に乗用車の程度が良い。↓

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ヤンゴン市内を走る日本のハイブリッド車、ホンダ・インサイトをよく見かけたが、トヨタ・プリウスは見かけませんでした。
タクシーはトヨタ・プロボックスが大多数。
日本の自動車リサイクル部品の良い市場でした。↓

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ミャンマーではトヨタ・アルファードやトヨタ・ランドクルーザーは、最高級車。
現地ではトヨタ・ランドクルーザーの新車価格は3、000万円程になるとのこと。↓

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視察団一同と中古自動車販売業などを営む現地有力者家族との食事会、冷えたミャンマービールは現地料理とよく合い、美味しくいただきました。↓

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≪9月5日≫
JETRO表敬訪問とトヨタ正規ディーラー、TTAS CO.,LTD表敬訪問。
ミャンマー自動車産業の最新情報を伺うことが出来た。
現地ではトヨタ・ハイラックスクラスが1、200万円程で販売され、新車購入に数人で大量の札束を担いで訪れたことに視察団一同は驚きを隠せませんでした。↓

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TTAS CO.,LTDでは、年間300台の新車販売。
加えて日本からのトヨタの中古車も整備し、リコール車の対応も行ってました。↓

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頻発する停電対策用の発電機も備えた整った工場、車種により部品入手に時間がかかるとのこと。↓

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昼食後、現地有力者の中古車販売店へ。
販売の中心は高級車、展示場・事務所含め30台程を在庫してます。↓

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FTクルーザーやホンダ・フィットハイブリッドも在庫。
6年落ちの日本からの中古ランドクルーザーの現地価格は900万円程です。↓

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今回のミャンマー視察で事前準備から現地コーディネートまで、お世話になった現地有力者へのNPO-JARA名誉会員証を授与させていただきました。↓

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続きは後編にて
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by npojara | 2016-11-14 11:51 | Comments(0)
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